「NG」サインは鍵で
二世帯で暮らす場合、親子であっても、お互いに気遣うことが大切である。二世帯の連絡扉の親世帯側と子世帯側の両側に鍵を設置した。鍵が施錠されていれば「お入りください」のサイン。施錠されていれば「NG」。NGは親子であれお互いに言うのがためらわれるものだ。
そこで、言葉ではなくサインに。二世帯の住居を隔てるのは1枚の引戸だが、これだけでも、十分プライバシーを確保することが出来る。
左奥の引戸が連絡扉。扉の向こうが親世帯スペース、手前が子世帯スペース。鍵を上手に使うことで、プライバシーの確保とコミュニケーションの両方を図ることができる。 | 連絡扉の子世帯側。上のサムターンをまわせば鍵がかかる。下に、反対側の親世帯側から使うサムターンがある。その下には引手がある。ドアの両側に鍵がついている。鍵が開いている時は「入っていいよ!」のサイン |