

・密集地にいかにして心地よい家を建てることができるか?
・自然環境(太陽、風、植栽)。
・プライバシーの問題、無駄を省いた全体計画(コスト、共有部分の充実、動線計画)。
・将来のこと。
このような様々な問題に対し、一つ一つ丁寧に最適の解答を導き出されたようです。
例えば「心地よい吹抜け」を中心に個室と共有スペースを配し、伸びやかな空間を造ることに成功しています。ハイサイドの高窓から降り注ぐ光が、季節を問わず全体をやさしく包みこみ、常にお互いの気配を感じながら、楽しく暮らすことができるお住まいです。
瀟洒な佇まいを感じさせる落着きのある外観デザイン。一階はレンガ調の磁気タイルで仕上げ、アクセントに窓モールを配し、出窓とバルコニーをダークな縦羽目仕上げとして変化を持たせました。


写真左:初回提案の外観イメージ。外構以外は完成形とほとんど変わっていません。額装し、壁に掛けていただいていたのには恐縮しました。
写真右:外構は、レンガを基調とした素材感を大切に、程よく植栽を配し、飽きのこないシンプルなデザインに統一されています。


写真左:玄関では奥様お気に入りのステンドグラスが優しく出迎えてくれます。壁かけのアートワークや、お洒落なペンダントの照明器具等、随所に配されたアクセサリーが、来客へのホスピタリティーを感じさせる空間造りとなっています。またカラースキムは、濃すぎない程度にダークなフローリングをベースに、建具類から家具まで統一され、シックで落ち着きのあるインテリアです。
写真右:キッチンからは、カウンター越しに、ダイニング・リビングを介し、素敵な和室までが一望できます。
吹き抜けのダイナミックさと相まって、豊かな奥行き感を与えています。

2階の吹き抜けは単なる煙突形状ではなく、2方向を回廊がとり巻くことで、空間に心地よい広がり感を与えています。上から見下ろせば1階の各部屋が一望でき、お互いの気配を感じながら、どこからでも家族のコミュニケーションがはかれます。

写真左:吹き抜けの天井には、空気を循環させるための素敵なシーリングファンを設置しました。
写真右:2階子供部屋のかわいいロフトは、お子様の強い要望で実現しました。
●家を建てようと思った時期と
そのきっかけは?
子供の成長と共に、我が家のライフスタイルに合ったマイホーム実現の必要性を感じておりました。そこで、昨年2月にNPO法人主催のマイホーム教室に参加したことで確かなイメージが広がり、自信を持って行動に移ることができました。間取りや設備のことだけでなく、性能と構造の大切さを再認識できたのが大きかったと思います。
●ティーアンドダブリューを選んだポイントは?
マイホーム教室でお世話になった日本住宅販売審査協会(NPO)のO先生から賛助会員であるT&Wさんを紹介されました。そして決め手は、会社の家造りの基本的な考え方や提案(通風・採光・動線等)に共感できたことです。また高気密高断熱工法の高い性能と、しっかりとした部材や確かな構造設計にも安心しました。同時に、T&Wの担当プロデューサーであるKさんの明朗快活で、気配りの素晴らしさです。設備関連メーカーのショールームにも同行いただき、大変心強かったです。(奥様談)
O先生には設計の監修もしていただき、プロデューサーのKさんとの絶妙のコラボレーションによって、私達家族の思いをいろいろな形に紐解いてくれたことに大変感謝しています。少しオーバーですが、お二方の存在なしには、この住まいは実現できなかったと思います。引き渡しのときも、Kさんには詳細な説明はもとより、一部照明器具を取り付けていただくなど、微に入り細にわたりの対応には本当に感謝しております。
所在地 | 千葉県市川市 |
家族構成 | 夫婦・子供2人 |
法 規 | 第一種住居専用地域・第二種高度地区 |
建ぺい率 | 60% |
容積率 | 200% |
構造・工法 | 主体構造 木造在来 工法 |
構造材 | 集成材 |
基 礎 | ベタ基礎 |
規 模 | 地上2階 |
敷地面積 | 114.64M2(34.68坪) |
床面積 | 1F:66.12M2(20.3坪) 2F:56.00M2(16.97坪) |
延床面積(法規上) | 122.12M2(37.00坪) |
主な仕上 | |
外壁 | 二丁掛磁気タイル(レンガ調)・サイディング材 |
内壁 | クロス |
床 | フローリング |
住宅性能 | 高気密・高断熱住宅・オール電化住宅 |