

「開放感あふれる光と風の住まい」がテーマです。
中庭のデッキの高さをフロアレベルに揃えたことで、そこに面する各居室につながりが生まれ、コンパクトな空間に広がりを持たせてくれると共に、光や風、緑などの自然を身近に感じることができます。
また、内装材に取り入れた自然素材は、時間の経過と共に味わいを深めることを視野において選びました。

オーソドックスで飽きのこない外観デザイン。外壁材は、下屋とポーチ部分を石目調に貼り分け、落ち着いたベージュを基調に、ダークブラウンの窓モールでアクセントを与えました。屋根には、重厚感のある平板陶器瓦を使用しています。バランスの良い色合いと素材感が気に入っています。

初回の提案の外観イメージと内観イメージです。完成形とほとんど変わっていないのが分かります。


写真左:リビングダイニングから中庭を見た様子です。ぬくもりと光のある空間になっています。
写真右:玄関から中庭を見た様子です。美しくやわらかい光が玄関にも届いています。


写真左:ゆったりとしたトイレには熱帯魚の水槽があり、不思議と心が落ち着く空間です。
写真右:ご夫婦の和室の珪藻土の壁には、ニッチが彫りこまれ、趣味の焼き物が飾られています。
珪藻土は、珪藻という植物性プランクトン(藻)が長い時間を経て化石化し、それが堆積してできた粘土状の泥土のことです。
珪藻土は小さな孔がたくさんあるため、湿気が多い時には水分を吸って、乾燥しているときには水分を吐き出すという特徴があります。
そのため、結露の防止やカビの発生を抑制する効果があります。
また、熱を伝えない特徴もあるため、耐火性にも優れています。
●家を建てようと思った時期と
そのきっかけは?
89才の母は、今なお現役で編み物教室の
先生をしており、以前から冷暖房の
効かない住まいに不満を漏らしていました。
でも、私(奥様)は冷暖房があまり
好きではなく、そのため建物の断熱や
気密には特別の関心がありました。
そこでいろいろな本を読んで勉強していましたが、2年前にNPO法人が主宰する
「マイホーム教室」に参加した事がきっかけでT&Wさんを知りました。
先生方がとても熱心でしたし、協賛会社の方々も親切にフォローして頂き、すっかり安心しました。(奥様談)
●ティーアンドダブリューを選んだポイントは?
まず、設計のプラン提案が、大変良かったことです。
特に設計O先生の中庭の提案は、空間に広がりと、風と光を感じさせてくれ、自然派志向の私たちのイメージとぴったり一致しました。
同時に、常にこまめに、かつ控え目に対応してくれる、営業のYさんの人柄です。
また、手描きのイメージスケッチにも大変感動いたしました。(ご主人様・奥様談)
所在地 | 埼玉県川越市 |
家族構成 | 母・夫婦・子ども3人 |
法 規 | 市街化区域・商業地域 |
建ぺい率 | 80% |
容積率 | 400% |
構造・工法 | 主体構造 木造在来工法 |
構造材 | 集成材 |
基 礎 | ベタ基礎 |
規 模 | 地上2階 |
敷地面積 | 148.57M2(44.9坪) |
床面積 | 157.33M2(47.59坪) |
延床面積(法規上) | 159.79M2(48.24坪) |
主な仕上 | |
外壁 | サイディング |
内壁 | クロス:珪藻土・天井:無垢材(パイン材) |
床 | フロワー(桜) |
住宅性能 | 高気密・高断熱住宅 |