
安全性の高い階段
建築基準法では、住宅の階段の寸法について次のように定めています。踏み面15cm以上、蹴上げ(一段の高さ)23cm以下。これだと勾配は60度くらいになり相当に急な階段になります。
家の中で転んでケガをするというのは予想外に多いことです。階段の改築はなかなか厄介ですから、子育てや高齢化を考えて、できるだけ安全なものにしておきましょう。高齢者対応住宅の階段寸法は踏み面19.5cm以上、勾配22分の21(約46度)以下が安全と言われています。
一般的な構造の住宅で直階段にした場合、階段の長さは3mくらい必要です。曲がり階段のコーナー部にある三角の段は、足を踏み外しやすいので、万一に備えて踊り場をつけましょう。

