今は3階建ての新築住宅も多くなってきており、限られたスペースをできるだけ広く使いたい!という様に思う方も非常に多いです。
また時間が経ち、リフォームをしたいという要望も多いです。
このような、要望に対応できるのがスケルトン住宅です。
スケルトン住宅について見てみましょう。
このスケルトン住宅というのは正式にはスケルトン・インフィル住宅と言って、スケルトンは構造躯体、インフィルは内装・設備を意味しています。
特徴としてはスケルトンとインフィルを分離した工法で、最近では集合住宅やコンクリート系の独立住宅で増加しています。
なぜこのスケルトン住宅が良いのでしょうか。
当たり前ですが、住宅は構造躯体と内装が均一に劣化していくわけではありません。
どちらかの劣化が速かったり、遅かったりします。
基本的には内装の交換が比較的早くなります。
そこで、交換が必要になるのは最初から予想できることなので、点検や補修、変更をしやすいように設計しておくというのがスケルトン住宅の考え方です。
住宅を建てる時は、思い切って大空間をつくっておき、お子さんの成長等のライフスタイルの変化に合わせて内装を変えていく。
このように柔軟な生活が可能になります。
頑丈な構造躯体で住宅を長く使用していき、柔軟性のある内装でより住みやすくしていきましょう。