二世帯住宅の間取り

どんなに照明を明るくしても、太陽の明るさにはかなわないものです。人口の照明は雰囲気を出すのには効果的ですが、相当たくさんの照明器具をつけても、生活の活力を引き出すことは不可能のようです。

化粧をしたり、身なりを整えたり、納戸で探し物をするにも十分な自然の光がほしいもので、高齢化とともにその必要性は高くなります。できるだけ自然光を確保するには中庭をつくってそこに面して窓をつくる、あるいはトップライトをつけるという方法を取り入れましょう。

中庭をつくる場合は、あまり小さなものでは効果がありません。特に湿度の高い日本の気候では空気がよどまないような配慮も必要ですが、アウトドアルームとして使うことも考えてつくると生活に豊かさが加わります。

また、トップライトは効果抜群ですが、つけられるのは最上階だけですから、上下階の部屋の間取りに注意が必要です。