お家とは安全に、安心して暮らせるものでなければなりません。
今回はお家による健康被害について考えてみましょう。
シックハウス症候群を知っている方も多いのではないでしょうか。
建材や家具から有害な化学物質が出て、空気を汚染し、人体に被害を与えるものです。
現在は、規制によって有害物質を含む建材は生産されていません。
しかし、シックハウス対策だけが安心安全なお家につながるのでしょうか。
住宅機能は日々どんどん優れたものになっていきますが、同時に健康への被害が生じるリスクにもなります。
気密性を上げすぎたために熱射病になってしまったり、遮音性を上げすぎたために脳に影響を与えたりと過度な機能は危険です。
健康を考えると、昔ながらの自然環境を取り込んだお家が安心安全といえるかもしれません。
四季の特徴をしっかりと感じられるような、住みやすいお家も良いですね。