共用トイレはライトでサインを
2階の共用LDKを真ん中に配置し、1階を親世帯、3階を子世帯のスペースとした。
ただし、1階の玄関とトイレは共用だ。LDKに招いた来客は階段下に設けた1階トイレを利用するが、使用中の場合もある。
そこで階段の蹴込み板をアクリル板とし、透過する明かりによって、1階まで行かなくても利用状況が分かるように工夫した。
2階と3階をつなぐ階段には蹴込み板をつけずにオープンに。
3階の階段室に設置した大きな窓から注ぐ光が2階のLDKに届く。
階段4段分の蹴込み板をアクリル板に。ここからトイレ内の明かりが透過する。
3階は北側の穏やかな光を階段室に通じて階下に送る。
1階には階段下を活用した共用のトイレを設ける。蹴上げ部分がアクリル板になっているので、使用中は明かりが漏れる。
階段の蹴込み部分に設置したアクリル板からトイレの明かりが透過しているので、現在はトイレ使用中。
この明かりは1階に下りる前に2階で気づくことができる。