バリアフリー対策は念入りに!
暖房・冷房ー家中を同じ温度に
廊下、トイレ、浴室の寒さは脳溢血を起こす原因のナンバーワン。リビングなどとの温度差が影響する。
そのため、家中が同じ温度、また温度差がすくなくなるように断熱構造は必須。暖房設備は幅射式床暖房がよいだろう。
また、高齢になると冷房は苦手という人が増える。風が当たるのをつらく感じるからだ。そこで、寝室は風の吹き出し口の位置とベットの位置を考慮しなければならない。冷房を最小限に抑えるためには、風通しのいい家にすることも大切である。
セキュリティシステムを導入
警備システムの導入は親世帯、子世帯の両方が行うのが基本。泥棒が警備システムをつけている親世帯に侵入し、つけていない子世帯へ逃げてしまった場合、警備員はむやみに契約をしていない子世帯へ入ることができないからだ。運用や契約はそれぞれになる。親世帯の要望は圧倒的に防犯より救急プランだ。救急ボタンを押すと警備会社が駆けつけ119番通報する方法や、センサーの前を一定時間、人が横切らなかった場合に通報するシステムなどがある。