二世帯住宅の間取り

片親と同居する場合は、二世帯住宅といっても個室が１つ増えるだけのことが多く、単世帯住宅とそれほど変わりません。

ただし片親は、二世帯住宅の計画時に、同居する若い夫婦に任せて意見を言わないことが多いため、次第に自分の領域が狭くなり、最終的にトイレが近くにあるだけの個室しか与えられないことがよくあります。そうなると生活範囲が限られてしまい、味気ない毎日になってしまいます。

仮に専用の個室を一部屋つくるにしても、狭い部屋に全ての荷物を持ち込んで、ごちゃごちゃさせるのはご法度。持ち物の量に合わせた収納スペースをきちんとつくっておく必要があります。ただし、最初は布団で就寝していても、いずれは介助を必要としベッドで就寝することが多くなるので、布団をしまうような押し入れは不要かもしれません。